広東省、5G基地局が7万8000基超に

広東省工業・情報化庁は21日、6月末まで広東省全域で5G基地局が7万8000基以上建設され、うち上半期は4万1000基増加したと発表した。新華社が伝えた。

広東省工業・情報化庁情報化・ソフトウェアサービス業処の董晋処長によると、広東省は今年に入り、5Gネットワークやデータセンターを始めとする新型情報インフラの建設を加速している。通信事業者と鉄塔企業の努力により、広東省は今年1-6月に5G基地局を新たに4万1401基建設した。基地局のカバー範囲がより広くなると同時に、広東省の今年上半期の5Gユーザーは累計で1434万4000人に達した。

董氏によると、広東省は引き続き5G基地局の建設に力を入れ、珠江デルタの経済的に発達した郷・鎮以上、広東省東部・西部・北部の県都以上の地域の5Gネットワークの連続的なカバーを実現する。同時に工業・情報化当局は通信事業者によるオフィスビル、住宅団地、交通ターミナル、工業パークなどの人が密集する屋内エリアの分布システムの建設の加速を推進し、屋内5G信号のカバーの強度を上げ、5Gネットワーク利用の体験を改善する。

広東省はさらに、5G垂直業界の典型的応用の推進を計画している。業界トップ企業の積極性を高め、率先して5G+業界応用の新モデルを展開し、複数の複製・普及可能な5G応用モデルシーンを構築し、産業チェーンの急成長をけん引する。（編集YF）

「人民網日本語版」2020年7月23日