中国のモバイルインターネットユーザー数が13億人を突破

第19回中国インターネット大会が23日、オンラインで開幕した。開幕式で発表された「中国インターネット発展報告2020」によると、2019年末現在の中国のモバイルインターネットユーザー数は13億1900万人で、世界のネットユーザー全体の32.17％を占めている。新華社が伝えた。

報告書によると、昨年の中国の電子商取引規模は34兆8100億元で、世界の電子商取引市場の首位を維持した。オンライン決済取引総額は249兆8800億元で、モバイル決済普及率は世界トップ水準にある。全国のデジタル経済付加価値額は世界2位の35兆8000億元にのぼった。

工業・情報化部（省）の苗◆（土へんに于） 部長は開幕式の挨拶で、「インターネットの正確な費用削減の推進を継続し、5Gなどの新型インフラの建設を加速し、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能（AI）などの技術革新と融合応用を推進する。実体経済のデジタル化モデルチェンジを加速し、新たな成長源及び新たな原動力を絶えず育み、国民の達成感を高める」と述べた。

中国インターネット協会の何桂立副事務局長は、「中国は昨年、インターネットインフラの建設の着実な推進やインターネット情報技術の独自革新能力の強化、インターネット安全保障能力の強化、インターネットビジネス環境の最適化を行い、中国のインターネット強国の建設は再び新たな段階に進んだ」と述べた。（編集YF）

「人民網日本語版」2020年7月24日