神秘的な雰囲気漂うチベットの「天の湖」 その数は約1000泓 (2)

人民網日本語版 2020年07月29日10:35

●瑪旁雍錯

瑪旁雍錯は、チベット語で「永遠に不敗の湖」という意味があり、ヒンズー教や仏教などの聖地とされているため、観光客のほか、毎年夏になると、ネパールやインドから参拝者がやって来る。

ここ50年余り、瑪旁雍錯湖の面積は全体的に縮小傾向にある。最新データによると、その面積は約400平方キロメートルで、1972年と比べて7平方キロメートル縮小した。

中国とインドにまたがる班公錯

チベットの湖のほとんどが内陸湖だが、その点で、班公湖はやや特殊だ。

班公錯(パンゴン湖、撮影・劉暁東)。

冬に結氷した班公錯(撮影・劉暁東)。

中国とインドにまたがる班公錯は、標高4000メートル以上の位置にあり、細長く伸びている。東側は中国に属し、淡水湖であるものの、西に行くほど塩分が濃くなっていく。淡水エリアには、いろんな魚が生息している。

上記の湖のほか、当惹雍錯、思金拉錯、巴松錯、拉昂錯、多布錯、波密草湖、薩普氷川湖、佩枯錯なども、科学調査専門家や探険家、写真家などを夢中にさせる場所となっている。

巴松錯(撮影・張静)。

波密草湖(撮影・張静)。

多布湖(撮影・張静)。

当惹雍錯(撮影・江飛波)。

岡仁波斎神山転山道湖(撮影・張静)。

薩普氷川湖(撮影・張静)。

当穹錯(撮影・江飛波)。

拉昂錯(撮影・劉暁東)。

今年の夏、見る人を虜にしてしまうこれら湖を見に行ってはいかが?(編集KN)

「人民網日本語版」2020年7月29日

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