●瑪旁雍錯
瑪旁雍錯は、チベット語で「永遠に不敗の湖」という意味があり、ヒンズー教や仏教などの聖地とされているため、観光客のほか、毎年夏になると、ネパールやインドから参拝者がやって来る。
ここ50年余り、瑪旁雍錯湖の面積は全体的に縮小傾向にある。最新データによると、その面積は約400平方キロメートルで、1972年と比べて7平方キロメートル縮小した。
中国とインドにまたがる班公錯
チベットの湖のほとんどが内陸湖だが、その点で、班公湖はやや特殊だ。
班公錯(パンゴン湖、撮影・劉暁東)。
冬に結氷した班公錯(撮影・劉暁東)。
中国とインドにまたがる班公錯は、標高4000メートル以上の位置にあり、細長く伸びている。東側は中国に属し、淡水湖であるものの、西に行くほど塩分が濃くなっていく。淡水エリアには、いろんな魚が生息している。
上記の湖のほか、当惹雍錯、思金拉錯、巴松錯、拉昂錯、多布錯、波密草湖、薩普氷川湖、佩枯錯なども、科学調査専門家や探険家、写真家などを夢中にさせる場所となっている。
巴松錯(撮影・張静)。
波密草湖(撮影・張静)。
多布湖(撮影・張静)。
当惹雍錯(撮影・江飛波)。
岡仁波斎神山転山道湖(撮影・張静)。
薩普氷川湖(撮影・張静)。
当穹錯(撮影・江飛波)。
拉昂錯(撮影・劉暁東)。
今年の夏、見る人を虜にしてしまうこれら湖を見に行ってはいかが?(編集KN)
「人民網日本語版」2020年7月29日