自然資源部(省)が29日に発表した「全国石油・天然ガス資源調査・採掘報告(2019年度)」によると、中国の石油・天然ガス調査には多くの重要な進展があり、確定埋蔵量が大幅に増加した。新たに2カ所の1億トン級油田、3カ所の1000億立方メートル級の天然ガス田、3カ所の1000億平方キロメートル級のシェールガス田が見つかった。同時に石油・天然ガス調査・採掘投資額が大幅に増加し、探査投資額が過去最高を更新した。経済日報が伝えた。
データによると、中国の2019年の石油の新規確定埋蔵量は前年比17.2%増の11億2400万トン。うち新規確定埋蔵量が1億トン以上の盆地はオルドス盆地、ジュンガル盆地、渤海湾盆地(海域を含む)の3カ所。新規確定埋蔵量が1億トン以上の油田はオルドス盆地の慶城油田、ジュンガル盆地の瑪湖油田の2カ所。
天然ガス新規確定埋蔵量は同2.7%減の8090億9200万立方メートル。うち新規確定埋蔵量が1000億立方メートル以上の盆地はオルドス盆地、四川盆地の2カ所。新規確定埋蔵量が1000億立方メートル以上のガス田はオルドス盆地の靖辺ガス田と蘇里格ガス田、四川盆地の安岳ガス田の3カ所。
シェールガスの新規確定埋蔵量は同513.1%増の7644億2400万立方メートル。新たに増加した埋蔵量は中国石油の四川盆地に位置する長寧シェールガス田、威遠シェールガス田、太陽シェールガス田、及び中国石化の四川盆地位置する永川シェールガス田によるものだ。うち中国石油の3カ所のシェールガス田の新規確定埋蔵量はいずれも1000億立方メートル以上。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年7月30日