智聯招聘の人材報告発表、初任給が最も高い職業は?

人民網日本語版 2020年12月30日15:30

求人サイトの智聯招聘は28日に「2020年冬季中国の雇用主のニーズとホワイトカラー人材の供給報告」を発表した。

それによると、業界別では、求人の初任給ランキングの上位には引き続き信託・担保・オークション・担保、基金・証券、先物・投資などの金融業界が並び、平均初任給は月収ベース(以下同)で1万2012元(1元は約15.9円)と1万1930元だった。3位はオンラインゲーム業界で1万967元だった。

オンラインゲーム業界は新型コロナウイルス感染症に促される形でさらなる発展を遂げ、求人の初任給が前月比6.7%増加し、増加幅は拡大した。オンラインゲームのほか、アウトソーシングサービス業界の初任給は前月比8.2%増加した。51業界のうち、初任給が前月比減少したのは4業界にとどまった。

職種をみると、IT(情報技術)管理・プロジェクト調整が2四半期連続でトップに立ち、初任給は前月比6.4%増加して2万2384元に達し、これまでずっとトップだった上級管理職を抜いた。これは側面から、デジタル化が生産や管理の面に浸透して、IT管理の人材の価値が急上昇したことを反映している。

上級管理職は2万598元で前月比2.7%増加して2位、証券・先物・投資管理・サービスは前期と同じ3位だったが、平均初任給は同1.1%増加と微増して1万3673元に達した。

増加幅をみると、自動車販売・関連サービスが前月比11.9%増加し、公務員・事業機関・科学研究機関が同11.5%増加した。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年12月30日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング