月探査機「嫦娥5号」が月から持ち帰った約1731グラムの「特産品」が注目されている。国家航天局は18日に「月サンプルの管理規定」を発表した。それによると、月サンプルは原則的に永久保存用、予備永久保存用、研究用、公益用という4つの基本的用途に分かれる。研究用の借用期間は原則的に1年内、公益用の借用期間は通常2カ月内。北京日報が伝えた。
同規定は、永久保存用と予備永久保存用は初期サンプルとして密封保存される。研究用は月の科学研究と分析に用いられる。公益用は展示、科学普及、教育などの公益的イベントに用いられる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年1月20日