遼寧省大連市で16日、西太平洋ゴマフアザラシを野生に戻す活動が行われた。今回の活動で野生に戻されたゴマフアザラシは8頭、うち3頭は、以前救助された野生の西太平洋ゴマフアザラシで、5頭は人工繁殖と野生化訓練によって野生に戻す条件をクリアした西太平洋ゴマフアザラシとなる。職員は、野生に戻した後の状況をリアルタイムで観測するため、追跡調査用の記録装置を8頭に装着した。新華網が伝えた。
国家林業・草原局と農業農村部は今年2月、新たに改訂した「国家重点保護野生動物リスト」を共同で発表した。リストでは、「ゴマフアザラシ」という名称が「西太平洋ゴマフアザラシ」に変更されており、保護レベルは国家2級から1級に引き上げられた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年4月19日