都市管理者の仕事しながら受験勉強し続け、大学院に合格した24歳男性

人民網日本語版 2021年04月27日13:47

勤務中は城管(都市管理のための法的取締を行う係員)として真面目に仕事をし、帰宅後は勉強に没頭する。そんな生活をしていた湖北省武漢市東湖ハイテクパーク城管局の協管員・張壮壮さんが最近、福建省の厦門(アモイ)大学の大学院試験に合格した。同僚たちは、「普段無口な張さんが、実はこんなに努力家だったとは」と口々に驚嘆の声をあげていた。湖北日報が報じた。

張さんは2020年8月に城管局に入局。市容環境衛生科で街の景観をパトロールする業務を担当している。張さんによると、同僚らは張さんが大学院試験を受けるために勉強していることはずっと知らず、受験申し込みに必要な写真の撮影を手伝ってもらった時に初めて知ったという。同僚の中でも、特に上司は、張さんの受験を応援してくれ、休みを取ってアモイに行き試験を受ける時にも、サポートと励ましを与えてくれたという。

張さんは、「普段は、昼の休み時間と仕事が終わってから受験勉強していた。去年12月は、とても忙しい生活を送り、毎日、夜12時まで勉強し、朝6時に起きて、また少し勉強してから出社していた」と振り返る。

その他、「大学生の時からずっと大学院試験を受けたいと思っていた。2018年に、河南大学の学部を卒業してから、ずっと仕事をしながら勉強を続けていた。卒業後は、深センで特許エンジニアをしたり、広東省汕尾市の工事現場で働いたり、同級生と一緒にネットショップを開いたりしたこともあり、2020年8月に城管局に入局し、街の景観のパトロールをするようになった」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年4月27日

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