国家外貨管理局が7日に発表したデータによると、2021年5月末現在、中国の外貨準備高は3兆2218億ドル(1ドルは約109.4円)に上り、4月末から236億ドル増加し、増加幅は0.74%だった。
同局の副局長を務める王春英報道官の説明によると、5月の外貨市場の運営は引き続き安定した状態で、市場の取引は全体として理性的な状態と秩序を保った。国際金融市場では、新型コロナウイルス感染症とワクチンの進捗状況、主要国の金融政策とインフレ観測、マクロ経済データなどの要因の影響により、非米ドル通貨が全体として値上がりし、主要国の金融資産価格が上昇した。外貨準備はドル建てのため、非米ドル通貨をドルに換算すると価格が上昇する。これに資産価格の変化などの要因が作用し合って、5月の外貨準備高は増加したという。
王氏は今後の外貨準備高の状況について、「現在、海外では感染症がなお続いており、グローバル経済・金融情勢もなお多くの不安定要因や不確実な要因に直面する。しかし今年の中国経済は全体として安定した回復状況になり、発展の原動力が絶えず増強されて、今後の外貨準備高の基本的な安定を支え続けるだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月8日
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