500トン級の貨物船「航電1号」が6月22日、3段階のシップリフト(船舶昇降機)による垂直昇降移動を無事完了した。これにより、貴州省を流れる烏江流域最大の水力発電所構皮灘水力発電所は、通航プロジェクトの全線集中コントロールの船舶移動テストを終え、正式にテスト運用をスタートさせた。中国新聞網が報じた。
通航プロジェクトは、貴州省遵義市余慶県内の構皮灘水力発電所の左岸で実施されており、長さは計2306メートル。3段階のシップリフトが設置されており、上・下流航行道、3段階のシップリフト、2つの中間ルートで構成されている。第1、第3シップリフトには、船舶下水式垂直船舶昇降機が採用され、第2シップリフトには、全平衡式垂直船舶昇降機が採用されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月23日