上半期の個人消費支出 中国人のお金は何に使われたか? (2)

人民網日本語版 2021年07月21日10:24

食品・タバコ・アルコールの割合が最高 教育・文化・娯楽消費の伸びが最速

個人消費支出には▽食品・タバコ・酒▽衣類▽住居▽生活用品・サービス▽交通通信▽教育・文化・娯楽▽医療・保健▽その他の用品・サービスの8項目が含まれる。

お金はどこに使われたのか。情報を整理してわかったことは、上半期の全国個人平均消費支出のうち食品・タバコ・酒への支出が最も多く、3536元に達し、30.8%を占めた。このほか住居関連も重要な支出項目で、上半期は2649元に達し、23.1%を占め、食品・タバコ・酒に続く2位だった。

個人平均消費支出の増加率を見ると、教育・文化・娯楽が最も高く68.5%に達し、他の項目を大きく上回った。

盤氏は下半期の消費トレンドについて、「新型コロナウイルス感染症が抑制されるのに伴い、これから中国の消費は成長を続けるだろう。まず、高級志向の消費がレベルアップを続け、次に消費が徐々に小都市へ広がる。経済水準の上昇に伴い、数多くの三線・四線都市の消費力がさらに発揮されるようになるだろう」と予測した。

蘇氏は、「下半期には消費の回復傾向が増強される見込みだ。中国内外の感染状況の好転及びワクチンの普及がさらなる人口流動のための条件作りをし、下半期には国際観光消費が徐々に回復し、ひいては消費の回復をしっかりと支える役割を果たすとみられる。全体として言えるのは、消費は経済をけん引する『1台目の馬車』として、経済のよりよい発展をけん引するということだ」と予測した。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年7月21日

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