海南省のデジタル人民元契約納税業務スタート式典が9日、同省海口市で行われた。その場で、企業の代表数人がデジタル人民元による契約・納税業務を実際に体験した。新華社が伝えた。
浙商中拓集団(海南)有限公司の劉莉社長補佐はデジタル人民元による支払いを体験した後、「今日、私はわずか2分で三者合意の調印と支払いを完了させた。初めてデジタル人民元で支払いをして、決済額や残高をはっきり見ることができて、スピーディでとても便利だ。しかもデジタル人民元は他の決済手段に比べて安全・スムーズで、プライバシー保護でより高い優位性を備えており、より安心だ」と述べた。
国家税務総局海南省税務局の陳平チーフエコノミストは、「海南省はデジタル人民元ウォレットによる三者委託支払い合意と引き落とし合意の調印を実現して、納税者・支払人に納税の新たなルートを提供した。税金に関する利便性がさらに大幅に上昇することになる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年12月10日