北京登記五輪・パラリンピック都市ボランティア指揮部がこのほど開催した都市ボランティア管理チーム中核人材トレーニングクラスでは、800人を超える都市ボランティアのサービス責任者と中核人材がオンライン方式でトレーニングに参加している。「中国青年報」が伝えた。
同部の計画調整チームの劉念代表によると、今回は都市ボランティアの数が以前にも増して多く、サービスの範囲もさらに広がり、のべ20万人のボランティアが市内全体で758ヶ所ある各スポットでボランティアサービスを展開する。同時に、夏季五輪の経験を冬季五輪に生かし、氷上競技や雪上競技の特色も発揮させる。朝暘区などは都市ボランティアの多くが2008年夏季五輪でもボランティアに参加しており、「鳥巣」(北京国家体育場)世代のボランティアへの意欲が再びかき立てられていることがわかるという。
今回のトレーニングのカリキュラムには、▽冬季五輪・パラの概説▽都市ボランティアによるサービスの全体的配置と活動上の要求▽ボランティアチームの建設と管理▽防疫を背景としたボランティアの心の健康と調整など8つの課目がある。防疫を背景としたボランティアの心の健康と調整を担当する教員の楊波さんは、「自分の担当課目ではボランティアのみなさんに一連の心を整える方法や安全に自分を守る知識を伝え、心理的な準備をしっかりしてもらって、より多くの人を助けられるようにする」と話した。
これから「トレーニングを受けなければ現場に立てない、トレーニングに合格しなければ現場に立てない」との要求を踏まえ、都市ボランティアのために一般的なトレーニングとポジションごとのトレーニングを実施する。そのうち、ポジションごとのトレーニングでは実践的内容に関連した専門的技能のトレーニングを重点的に行い、ボランティアが各ポジションに必要とされるサービスの能力を確実に身につけられるようにするという。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年12月27日