銀行機関は流通に適さなくなった破損した人民元をどのように処理するのだろうか。中央テレビ網が伝えた。
破損した人民元は商業銀行の営業所で計数・整理された後、人民銀行の各地における発行倉庫に戻される。各発行倉庫はこれをさらに紙幣処理センターに集中させる。小額の紙幣は再検査に送られる一方で、額面の大きい50元と100元の紙幣は廃棄前に整理現場に送られる。破損した人民元は粉砕された後、わらや木の枝などの天然の燃料と混ぜられ、塊に圧縮された後は車に積み込まれ、火力発電所に送られる。通常ならば30トン当たりの破損した人民元で3万kWhを発電できる。一世帯当たりで毎月100kWhを使用すると計算すれば、300ヶ月(25年)使用できることになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年12月27日