世界トップの学術誌における中国の論文数が世界2位に

中国科学技術情報研究所は27日、「2021年中国科学技術論文統計報告書」を発表した。中国の科学技術論文が量も質も見所満載であることがデータで分かった。

20年の中国優秀科学技術論文は19年比27.6％増の計49万3800本で、うち優秀国際科学技術論文は24万6000本、優秀国内科学技術論文は24万7800本。優秀論文が最も多い学科は臨床医学、化学、電子、通信・自動制御、生物学。

国際論文被引用数の統計によると、中国は材料科学、化学、コンピュータ科学、工学技術で世界一。前年度よりコンピュータ科学が増えた。

20年の被引用数が10万回以上で、インパクト・ファクターが30を上回る国際的な学術誌は15種で、計2万5500本の論文が掲載された。うち中国の学術論文と論説文は1833本で、19年より順位を2つ上げ世界2位につけた。

21年9月現在の中国の高被引用論文数は20比15.5％増の4万2900本で世界2位をキープし、世界全体に占める割合は2ポイント近く増加し24.8％にのぼった。中国の高注目度論文数は20年比10.2％増の1515本で世界2位をキープし、世界全体に占める割合は36.3％。（編集YF）

「人民網日本語版」2021年12月28日