六中全会

2021年の計画リストは達成できた? (2)

人民網日本語版 2021年12月30日15:42

劉さんは、「計画の半分が達成できなかったのは、先延ばしにしていたのが大半の理由。計画の一部は最後にならなければやる気がなく、大事なことで尻込みしてしまうところがある。いつも時間はまだたくさんあると思い、すぐに満足感を得られることを優先してしまった。ショート動画を見るとか、BBSをチェックするとかだ。こうしたリラックスやお楽しみの時間は自分を成長させてはくれなかった」と話した。

徐さんは、「自分は恋愛で十分に主体的であるとは言えず、いつも仕事を一番に考えてしまう。デートの約束があっても、仕事でやらなければならないことが出てくると、何も考えずにすぐキャンセルの連絡を入れてしまい、彼女に冷たい人だと思われている。生活が下手な人という印象をもたれているが、生活と仕事のバランスをうまく取ることができない」と感じているという。

計画リストが達成できなかった人のうち49.6%は「いつも計画に何かしら邪魔が入るから」を理由に挙げ、45.0%は「自分を律することができず、先延ばしにしがちだから」と認め、34.5%は「時間を管理する能力が低い」と嘆き、26.1%は「計画を重視しておらず、いつも頭の片隅に追いやっているから」とした。

専門家は、「新たな年に人々は多くの期待を抱き、計画を立てるのは目標を書き出して実行可能なルートを並べる1つの方法だ。しかし実際の行動の中で、計画は往々にして変化に追いつけない。これには個別の原因があり、たとえば実際とかけ離れた目標を立てるとか、自分の能力をはるかに超えた目標を立ててしまうとか、行動を先延ばしにするとかいったことがある。また方法が科学的かという問題があり、実際とかけ離れた計画は計画を立てた人を疲れさせ挫折させる。先延ばしにしがちという問題を解決するには、自分を愛することを学ぶべきで、『先延ばし-自責の念-さらに先延ばし』という悪循環に陥らないようにする必要がある。自分を責めると自尊心が低下し、自分は怠け者だ、何一つ達成できないという気持ちになり、かえって自分を甘やかすことになる」と指摘する。

回答者の年代別内訳は、「00後(2000年代生まれ)」が14.2%、「90後」が41.6%、「80後」が36.2%、「70後」が6.6%、「60後(1960年代生まれ)」が1.4%となっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年12月30日

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