六中全会

次に並ぶ列は、煎餅果子を買うための列でありますように!

天津にエールを送るイラストが話題に

人民網日本語版 2022年01月15日10:53

2020年の年初、新型コロナウイルス感染拡大が生じていた湖北省武漢市にエールを送ったイラストが人々の心に温もりを与えた。その擬人化された中国全土のグルメが武漢名物グルメの熱乾麺にエールを送るというイラストは、困難を共に克服するよう多くの人々を鼓舞した。中国新聞社が伝えた。

そしてその作者であるイラストレーターの陳雨婷さんがこのほど発表した新作のイラストが、再びネットで大きな話題となっている。

現在、新型コロナウイルス感染拡大が続く天津市では、以前なら人々が列に並ぶのは天津名物の「煎餅果子(中国式クレープ)」を買い求める時だったが、今はPCR検査を受けるために列に並んでいる。この天津市の「現在と過去」を対比させたイラストは、人々に感染拡大前の「活気ある日常」を思い起こさせている。

そしてこのイラストに描かれているディティールに、多くのネットユーザーが「こだわりぬいている!」とコメントを寄せている。

なぜなら、イラストに描かれている新型コロナ業務に関わるスタッフは、片手に天津名物の「快板(拍子をとる竹製の楽器)」を、もう一方の手に拡声器を持ちながら人々に注意を促しており、寒さに震えながら並ぶ若者が被っている布団には、早朝から深夜まで懸命に働くことを例えた四字熟語「披星戴月」を意図するような月と星の模様が描かれていたからだ。

そしてこのイラストを通じて多くのネットユーザーが驚きと共に知ったのが、天津で煎餅果子を買う場合には、持参したタマゴで作ってもらえるということだった。

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