湖南省長沙市岳麓区含浦産業パークが22日に明らかにしたところによると、同パークの会社が研究開発した中国初の新型コロナウイルスを急速に不活化できる消毒液がこのほど、国家衛生健康委員会から販売を承認され、感染対策活動に使用される。科技日報が伝えた。
権威ある第三者認定機関の検査結果によると、この消毒液は1分間以内に新型コロナウイルスを効果的に除去でき、その不活化率は99.99%にのぼる。またエタノールや塩素系の消毒液など一般的な消毒液と比べると、この新型消毒液には刺激性、腐食性、強酸化性がなく、物品の消毒のほか、人の肌の表面で直接効果を発揮できる。
この新型消毒液の主要成分は第四級アンモニウム塩で、エンベロープウイルスを効果的に除去できる。性質が安定しており、光と熱、保存に強く、有効殺菌濃度がやや低い。アルコールを含まないため、一般の人はこの消毒液を携帯しながら飛行機や高速鉄道などの交通機関を利用できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年2月23日