新疆維吾爾(ウイグル)自治区医療保障局は24日、同自治区は基本医療保険加入事業を強化し、ターゲットを絞って保険加入者を増加させ、加入すべき人はできる限る加入できるように取り組んでいることを明らかにした。昨年12月末の時点で、同自治区の基本医療保険加入者は2061万3000人で、加入率は安定して95%以上となっている。中国新聞網が報じた。
同局党組の盛焉江書記によると、同自治区は、都市部・農村部の住民の基本医療保険加入補助基準を引き上げ、2021年から、一人当たりの財政補助が平均30元(1元は約18.2円)増えて、1人当たり年間580元以上になった。
同自治区は医療保障待遇リストを作成し、基本医療保険基本制度の統一化が実現している。また、都市部・農村部の住民の高血圧や糖尿病の治療を受ける際の保障メカニズムが深く浸透し、累計で患者703万8800人が益を受け、自治区民の薬代6億8800万元分の負担が軽減された。その他、医療救助は、全ての自治区民をカバーするようになっており、14地州・市全てで医療救助地級統一計画、医療救助自治区内統一精算が実施され、医療救助の公平、一致が促進されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月28日