北京冬季パラリンピックが4日夜、正式に開幕する。冬季五輪で働いていたロボットたちも再び「勤務開始」する。
これらのロボットの中で最も可愛らしいのは、バリスタロボットだ。
「豹大白」は猟戸星空が独自に研究開発した、2本アームロボットだ。一般的な「ロボットアームバリスタ」と異なり、これは百万データ級の視覚訓練に基づき、3万時間の2本アーム訓練、3000時間のAI(人工知能)学習を受けた、2本・6軸協働型ロボットアームからなるスマートロボットだ。
冬季五輪の開催期間中、延慶区の冬季五輪オフィシャルホテルで、豹大白がその熟練した技術により多くの外国人が試飲に集まった。「非接触式」のサービスを提供すると同時に、海外メディアから好評を博した。
ただ問題となるのは、淹れたコーヒーをどのようにして客に届けるかということだ。
これには「配膳+セールスロボット」の「招財豹」が必要になる。招財豹は忙しい時は配膳し、時間があると客を招き、オールマイティだ。
招財豹は飲食店のロボットに対する期待に応じる。速く、遠く、はっきり見え、しっかり歩くことができ、優秀な3Dディープ探査能力により、立入禁止区域に間違って入るリスクが下がっている。
招財豹の全体的なデザインはシンプルで、全透明アクリル材質を採用。洗浄、消毒、取付、取り外しが容易で、密封性は80%にのぼり、届ける食品の安全性と衛生性を保証している。
このロボットには複数層のトレイがあり、自由に組み合わせられる。1層の積載量は10キログラムに達し、最大積載量は40キログラム。しかも360度のどの方向からでも置いて取ることができる。積載容量が大きく、一般的な規模の飲食店の日常的な配膳の需要を満たせる。
冬季五輪の開催期間中、招財豹は冬季五輪指定病院、冬季五輪オフィシャルホテルなどで働くことになっている。
同じく猟戸星空製の「豹」シリーズであるスマートインタラクティブサービスロボットの「豹小秘」は、冬季五輪の接客担当だ。豹小秘は猟戸星空が最も注力する旗艦モデルスマートインタラクティブサービスロボットとして、もてなし、インタラクティブエンターテインメント、顔認証、ガイド・案内、質問への応答、データ分析、自動充電などの機能を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月4日