華為(ファーウェイ)技術有限公司は28日に深センで、2021年度決算を発表した。それによると、同年度末までに調印した5Gの応用商用契約は3千件を超え、製造業、鉱業、鉄鋼業、港湾運送業、医療などの業界で5Gの大規模な商用化が進んだ。中国新聞社が伝えた。
ファーウェイは21年、通信キャリア業務で売上高2815億元(1元は約19.4円)を達成した。世界の通信キャリアをサポートしてトップレベルの5Gネットワークを配置し、第三者機関の報告によれば、スイス、ドイツ、フィンランド、オランダ、韓国、サウジアラビアなど13ヶ国でファーウェイが建設を請け負った5Gネットワークは、ユーザーの使用体験が最も優れていたという。
同年には、世界の700を超える都市、トップ500社のうち267社が、ファーウェイを選択してデジタルトランスフォーメーションを展開。ファーウェイのサービス・運営パートナーは6千社を超え、端末業務の世界売上高が2434億元に達した。このうちファーウェイ独自開発の基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony、ハーモニー)」を搭載したデバイスは2億2千万台を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年3月29日