上海市が受け取った他省・市からのコロナ支援物資は計1万8915トン

人民網日本語版 2022年05月10日15:21

新型コロナウイルス感染拡大で厳しい外出制限が続く上海市には、他の省・市が次々と支援の手を差し伸べ、各種生活物資が届けられている。上海市が9日に開いた新型コロナウイルス対策に関する記者会見で、同市商務委員会のチーフエコノミスト・羅志松氏は、「援助生活物資の受け取りと管理を確実に行うために、当委員会は上海市合作交流弁公室と共同で、援助生活物資業務専門の部門を立ち上げた。5月8日までに、同市は野菜や果物、肉、米、インスタント食品、ミネラルウォーターなどを含む援助生活物資合わせて1万8915トンを受け取った。その他、各区のマッチング地域から届けられた生活物資もある。それら援助物資はすでに同市の比較的長い期間にわたって封鎖管理されているエリアの住民や重点グループ、第一線で活動する人員などに配られた」と説明した。中国新聞網が報じた。

羅氏は、「今回の新型コロナウイルス感染拡大が発生して以降、各省・区・市が次々と援助の手を差し伸べ、各種生活物資を緊急調達して上海市を支援してくれている」とし、「各省・区・市、関係者の大きな支えと、無私の援助に心から感謝している」と述べた。

記者会見では、虹口区涼城新村街道党工作委員会の楽躍明書記が、同街道の業務スタイルを紹介し、「当街道には、居住エリアが25ヶ所あり、約4万世帯、9万人が暮らしている。現時点で、各種物資が6回に分けて配送され、米や麺、油、野菜、肉類、果物、牛乳を含む生活物資合わせて約50万点が届けられた。住民の日常生活の需要はほぼ満たされている」と説明した。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年5月10日

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