上海市が今月7日午前に開催した新型コロナウイルス対策に関する記者会見で、陳群副市長が、「当市の中国大学統一入学試験(通称『高考』)の開催日を7月7‐9日に延期する」と明らかにした。人民網が報じた。
陳副市長によると、上海市の今年の「高考」の受験生は約5万人、高校統一入学試験(中考)の受験生は約11万人だ。関係当局や専門家、中学・高校の校長、中学・高校3年の生徒、教師代表などの意見を聞いたうえで、現在の新型コロナウイルス対策の状況を踏まえ、慎重に検討し、教育部(省)の同意を得て、受験生や保護者が注目している高考や中考の開催時期は以下のように調整された。高考は7月7-9日、高校学業レベル等級性試験は6月18-19日、中考は7月11-12日に延期される。中考の物理・化学実験試験、外国語のリスニング・スピーキングテストは取りやめ、当該課目の成績は受験生の総合成績に満点として算入されることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月7日