工業・情報化部(省)消費財工業司の周健副司長は10日に行なわれた記者会見で、「2021年には中国の医薬品工業が売上高3兆3707億5千万元(1元は約19.4円)を達成し、増加率は5年近くぶりの最高を更新した」と説明した。中国新聞網が伝えた。
周氏によれば、2021年の中国医薬品工業の付加価値額は累計で前年比23.1%増加し、増加率は前年を15.3ポイント(p)上回り、工業全体の増加率も13.5p上回った。医薬品工業の付加価値額が工業付加価値額に占める割合が上昇を続けて4.1%に達し、工業経済の成長の安定に果たす役割がさらに強まった。売上高は3兆3707億5千万元に達して累計で同18.7%増加し、増加率は前年を11.4p上回って5年近くぶりの最高を更新した。利益総額は7087億5千万元となり、累計で同67.3%増加したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月11日