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中国人の「爆買い」一番人気は医薬品 平均約10万円のお買い上げ

人民網日本語版 2015年04月08日14:06

「春節(旧正月、今年は2月19日)」期間中には、中国人旅行者が大挙して日本を訪れ、高額・大量消費する「爆買い」が話題になったが、データ分析会社・ホットリンクが行った調査では、同期間中に中国人が最も買ったのは医薬品で、話題となっていた温水洗浄便座は3位、炊飯器は5位にとどまっていた。また、医薬品の平均購入額は、2010年の551元(約1万500円)から、5200元(約9万9千円)に急増している。解放日報が報じた。

日本の医薬品は使いやすさが人気の秘密

どんな日本の医薬品が中国人観光客に人気となっているのだろう?代理購入サイトで販売されている商品を見ると、それは「第二類医薬品」だ。「第二類医薬品」は、副作用などによって、日常生活に支障をきたすほどの健康被害が生じるおそれがある医薬品で、説明書に基づいて使用する必要がある。中国旅行社のガイド・孫さんによると、「漢方配合の総合風邪薬」や「龍角散」、「ばんそうこう」、「痛み止め」、「かゆみ止めの外用薬」などが特に人気という。

興味深いのは、日本医薬品が人気である理由が、良く効くことのほか、その使いやすさである点だ。昨年、日本で医薬品を購入したという方さん(女性)は、「液体ばんそうこうは、台所で水仕事をする主婦にとってとても便利な商品。かゆみ止めも塗布栓タイプで、とても使いやすい。子供用の解熱剤には、アニメのキャラクターが描かれていたり、フルーツの香りがしたりするので、子供も喜んで飲む。また、日本の漢方薬は中国を起源としているものの、そのパッケージは美しく、詳しい説明も添えられているので、便利で安心」と話す。


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