まもなく端午節(端午の節句、今年は6月3日)がやって来る。今年はどんな旅行スタイルが最も人気が高いだろうか。
広東省深セン市大鵬区にあるキャンプ場の運営責任者は、「端午節連休が近づくにつれ、うちのキャンプレジャー商品は予約がすべて埋まり、現在はキャンプの予約枠は7月までいっぱいで、週末は基本的に空きがない」と話した。
Qunar.Comのまとめたデータでは、端午節のキャンプ施設の予約件数は前年同期比2倍以上増加し、そのうちキャンピングカーが利用できるキャンプ場の予約件数は同60%増加した。ただキャンプ人気は上昇を続けるが、関連商品の価格には目立った変動は見られないという。携程プラットフォームのデータによると、端午節連休のキャンプ商品の1人あたり消費額は約700元(1元は19.2円)で、今年のメーデー(5月1日)連休および清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)連休の水準とほぼ変わらない。
キャンプのほか、ラフティングやサーフィンなどのウォーターアクティビティも徐々に人気が高まっている。Qunarのデータによると、重慶融創水世界、成都国色天郷水上楽園、広州長隆水上楽園などのレジャー施設は、端午節連休期間の入場券予約件数が目に見えて増加している。
端午節が近づき、全国のホテル予約も増えている。携程のデータでは、今年の同連休期間には、全国のハイグレードホテルの平均予約価格が同30%低下したが、価格が低下したことで予約件数は増加した。過去半月以内に携程が販売するハイグレードホテルプランの予約件数は同20%近く増加し、そのうち食事付きプランが過去3ヶ月間近くのピークを迎えたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月2日