西蔵(チベット)天文館の着工・定礎式が12日午前、拉薩(ラサ)市で行われた。この世界で標高が最も高い天文館は、2024年6月の完成と開放を予定している。科技日報が伝えた。
チベット天文館内に設置される1メートル級光学望遠鏡は、世界最大口径の屈折光学望遠鏡となり、高標高地域での運営・使用の特徴に合致し、変光星や連星の相対測光及び宇宙目標捜索などの科学研究機能を持つ。
チベット天文館のイメージ図
チベット天文館は、総建築面積が1万1571.19平方メートルで、全体的なデザインのインスピレーションは「隕石」から得られており、テクノロジー感満載だ。完成後は、科学教育及び科学発信の積極的な役割を十分に発揮する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月13日