中国で国家一級保護野生動物に指定されているジャコウネコが8日、湖北省興山県晒谷坪村で確認された。同県でジャコウネコが確認されるのは今回が初めてとなる。中国新聞網が報じた。
8日午前、チョウセンイタチのような小動物が同村の民家の前に現れた。そして、スマホで撮影していた村民を怖がることもなく、ゆっくり円を描くように歩いた後、姿を消したという。
興山県林業局の専門家の鑑定の結果、その小動物はジャコウネコであることが確認された。
ジャコウネコの体長は46センチから61センチほどで、足は細くて短く、体重は2キロから4キロほど。低木林や広葉樹林に生息し、夜から早朝にかけて活動する。ワシントン条約(CITES)の附属書にも掲載されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月10日