国際天文学連合(IAU)小天体命名委員会の承認を受け、番号23692の小惑星が「南大天文学子星」と命名された。これにより広大なる宇宙にまた南京大学系の小惑星が追加された。中央テレビニュースが伝えた。
南京大学は来年5月20日に創立120周年を迎える。南京大学天文学部の80年代に在学した数百人のOB、国家天文台で勤務し国の天文事業の発展に取り組む複数の科学研究の中堅が集団で協議した上で、国家天文台が発見した小惑星を「南大天文学子星」と命名するよう申請を出すことで、南京大学創立120周年と天文・宇宙科学学院創立70周年を祝賀する。母校への感謝の気持ち及び同大天文学部の教員と学生が天文学分野及びその他の分野において同大の天文学の精神を継承し発展させたことへの誇りを示した。
番号23692の小惑星を選び「南大天文学子星」と命名したことには別の意味もある。同惑星は1997年5月20日に発見されたが、5月20日はちょうど同大の創立記念日だった。今年11月29日、国際天文学連合(IAU)小天体命名委員会の承認を受け、中国科学院国家天文台は1997年5月20日に発見された国際番号23692の小惑星を正式に「南大天文学子星」と命名した。
昨年7月25日、南京大学天文・宇宙科学学院が先頭に立ち開発した「ロブスターアイX線探査衛星」は「長征4号乙」キャリアロケットに搭載され、太原衛星発射センターから軌道上に打ち上げられた。今年10月14日午後6時51分、南京大学が開発に加わった中国初の太陽探査科学技術試験衛星「羲和号」が太原衛星発射センターから「長征2号丁」キャリアロケットにより打ち上げられ、中国の宇宙太陽探査の時代を切り開いた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年12月8日