世界貿易機関(WTO)第12回閣僚会議が12日にスイス・ジュネーブで開幕した。会期は4日間で、出席者が新型コロナウイルスワクチンの知的財産権保護義務の免除、感染症への対応、漁業補助金、農業、食料安全保障、WTO改革などの議題について話し合うほか、WTOの今後の活動などについても議論する予定だ。
中国からは商務部(省)の王文濤部長が出席した。王氏は、「WTOを中核とする多国間貿易体制は国際貿易の基礎であり、中国は各方面と手を取り合ってグローバル経済の復興においてWTOがより大きな役割を果たすよう推進したいと考えている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月15日