上海市が今月15日午後に開いた新型コロナウイルス対策をめぐる第213回記者会見で、同市衛生健康委員会の趙丹丹副主任は、「当市における新型コロナウイルス感染再拡大を阻止するほか、市民が自宅近くでPCR検査を受けることができるようにするため、現在から7月末まで、各区で毎週末にPCRスクリーニング検査を実施する」と発表した。
1週間以内に市中感染が報告された区では、全域でスクリーニング検査が実施され、検体を採取する間、区内の団地では封鎖管理が実施される。団地内の全ての住民の検体採取が終わり次第、封鎖管理が解除され、通常の生活に戻ることができる。団地のほか、各区は、ビルやパーク、街中でも全住民を対象にスクリーニング検査を実施しなければならない。1週間以内に、市中感染が報告されていない区でも、スクリーニング検査が実施される。週末にスクリーニング検査を展開するほか、各区は常態化されたPCR検査を今後も継続し、区民が自宅近くで検査を受けることができるよう取り組むことになる。 (編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月16日