
5月29日、打ち上げエリアに移動された「神舟14号」と「長征2号F遥14」。(撮影・汪江波)
中国有人宇宙飛行弁公室によると、モニタリング・分析の結果、「長征2号F遥14」キャリアロケットの第2段の残骸が、6月21日午前6時37分頃に大気圏に再突入した。落下エリアの中心地は地中海の海域(東経5.2度、北緯39.1度)で、ほとんどの部品が再突入中に燃え尽きた。
「長征2号F遥14」キャリアロケットは6月5日、有人宇宙船「神舟14号」を予定の軌道に投入した。第2段ロケットは宇宙船から切り離された。
最終段キャリアロケットが軌道高度の自然減衰により最終的に大気圏に再突入し燃え尽きるようにすることは、現在の国際的な慣例となっている。中国宇宙ステーション任務を遂行する各種最終段ロケットはいずれも鈍化処理が施されており、軌道上で爆発しスペースデブリになることはない。最終段のほとんどの部品が再突入中に燃え尽き、宇宙活動及び地上に危害を及ぼす可能性は極めて低い。
中国有人宇宙飛行公式サイトは定期的に、最終段ロケット残骸の軌道パラメータと大気圏再突入の状況を発表し、関連する国際的な義務を果たしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月22日
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