列車の全自動洗車サービス、1本にかかる時間はわずか10分

人民網日本語版 2022年07月12日15:00

中国鉄路蘭州局集団有限公司蘭州車両区間の全自動洗車機がこのほど、使用開始された。列車1本の洗車にかかる時間はわずか10分で、効率的な上、節水にもなる。人民網が伝えた。

この全自動洗車機の名称は「双方向列車表面洗浄機」で、自動識別システム、スプレーシステム、水供給システム、水循環システム、機械洗浄システムなどの9つの部分からなっている。

機械洗浄システムの両側には18本のグリーンの洗浄アームがあり、主に車体の洗浄を担当する。4本のブルーの洗浄アームは車体の洗浄後の拭き取りを担当する。6本の短いブルーの洗浄アームと4本の短いグリーンの洗浄アームがスカートを持つ列車の洗浄を担当する。さらに、各洗浄アームのブラシと洗浄する列車表面の距離は柔軟に調節できる。毎回の洗車完了後、一部の廃水が「再利用水」保管エリアに入り、濾過・沈殿後に再利用される。

洗浄が必要な列車が洗車機に入ると、自動識別システムがその車種、進入方向、走行状態感知装置をスマートに識別し、湿らせるためのスプレーシステムを動かす。両側のスプレー設備が車体の表面を湿らせると、両側の発泡装置が動き始め、列車の表面に洗浄液を噴射する。

洗浄が終わると、ブローエリアが動き始め、列車を乾燥させ水滴を取り除く。1人だけですべての洗車作業を行うことができ、1本にかかる時間はわずか10分だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年7月12日

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