2隻目の国産大型クルーズ客船の完成予想図。(画像提供は外高橋造船)
中国2隻目の国産大型クルーズ客船の建造が8月8日、中国船舶集団上海外高橋造船有限公司で始まった。これは中国の国産大型クルーズ客船の2隻同時建造の時代を迎えたことを示している。新華社が伝えた。
国産大型クルーズ客船の1隻目は現在すでに、全面的に重要内装とシステムの完成に向けた調整の段階に入っており、2023年の引き渡しが予定されている。1隻目を基礎とし、2隻目の国産大型クルーズ客船の一連の最適化が行われた。
1隻目の国産大型クルーズ客船の建造現場。(画像提供は外高橋造船)
2隻目のクルーズ客船の総トン数は約14万2000トン、全長は341メートル、幅は37.2メートル。1隻目より総トン数が6700トン、全長が14.4メートル、客室が19室増えている。総客室数は計2144室。
2隻目のクルーズ客船にはさらに16層にも達するデッキに生活・娯楽エリアが設けられており、大型シアター、大型レダイニング、特色レストラン、バー、カフェ、ショッピングモール、アートギャラリー、キッズルーム、SPA、アクアパークなどの様々なレジャー・娯楽施設が設置されている。
2隻目のクルーズ客船の設計と建造の工期は1隻目より6ヶ月短縮され、現在は詳細設計の約40%が完了している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月9日