国家スパコン長沙センターが9日に明らかにしたところによると、「天河」新世代スパコンシステムが湖南省長沙市で順調に完成するとともに、正式に稼働開始した。科技日報が伝えた。
同センターは中国科学技術部(省)が設立を承認した全国3つ目・中西部初の国家スパコンセンターだ。同センターは2014年11月に正式に運営開始となった。現在まで産業サービス・公共サービスプラットフォームを50近く構築しており、40分野の2000近くの利用者に高性能計算やビッグデータ、人工知能などのサービスを提供している。
湖南省政府は昨年9月、同センターのホストシステムのアップグレードを開始した。国防科技大学の「天河」新世代スパコン技術を採用した同システムは、正式な通電・調整・運営後、すでに高精度64ビット汎用スパコン計算力が200ペタフロップス以上、データ保存能力が20ペタバイト以上、ピーク値のエネルギー消費量が8メガワット以下という構築目標を達成しており、スパコン計算力指標で全国の上位を占めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月11日