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中遠海運、複数の措置で輸入博における日本の出展品輸送をサポート

人民網日本語版 2022年10月13日16:42

10月11日、中遠海運日本法人の譚兵会長(右から2人目)の報告を受ける駐日中国大使館の楊宇臨時代理大使(右から1人目)。(撮影・呉穎)

中国国際輸入博覧局が唯一推薦する国際輸送サービス企業としての中国遠洋海運集団は、5年連続で輸入博の出展品の輸送サービスを提供している。10月11日には、同集団が輸送業務を担う第5回中国国際輸入博覧会の日本エリアからの展示品が日本の横浜港に到着し、コンテナ定期船の「飛雲河号」に順調に積み込まれて出発した。10月14日に上海市に到着する予定という。人民網が伝えた。

駐日中国大使館の楊宇臨時代理大使が物流現場を視察

10月11日、駐日中国大使館の楊宇臨時代理大使は神奈川県の横浜港本牧ふ頭の物流現場を訪れ、中遠海運日本法人の譚兵会長から同法人の日本での業務や安全な生産の取り組みなどについての説明を受け、「飛雲河号」に輸入博の日本展示品が積み込まれる操作プロセスを視察した。同大使館の詹孔朝参事官兼総領事と景春海・経済商務部参事官も同行した。

10月11日、駐日中国大使館の楊宇臨時代理大使一行は神奈川県の横浜港本牧ふ頭の物流現場を訪れた。(撮影・呉穎)

楊氏は、「新型コロナウイルス感染症が発生してから、中遠海運をはじめとする在日中国企業は海外での業務の第一線を守り続け、産業チェーン・サプライチェーンの安定を維持し、中日経済貿易協力を促進し、両国関係の発展を推進するべく積極的に寄与してきた。現在、日本及び世界の感染症の状況はまだ安定せず、在日中国機関と両国の人々は引き続き防疫の安全意識を高め、油断せず、怠らず、力を緩めずに感染症対策を着実に実行しなければならない。現地の法律法規を厳格に遵守して、安全を各種作業のすべてのプロセスに徹底しなければならない」と述べた。

10月11日、日本の横浜港で「飛雲河号」に積み込まれる中遠海運が輸送業務を担う第5回中国国際輸入博覧会日本エリア出展品。10月14日に上海に到着する予定。

中遠海運が日本企業の中国市場へのマッチングを支援

同法人が輸入博に提供する質の高い専門的なサービスは、日本の顧客に評価・信頼されている。株式会社北海道大地は今年も展示品の輸送を同社に依頼した。同社は主に日本の北海道エリアの農産物、食品、各種アルコール製品、特産品、工芸品の輸出貿易を手がけており、中国は最重要な輸出市場の一つだ。

同社の出展品のうち、北海道十勝地方の牧場で製造するクラフトアイスクリームは日本でも季節限定・数量限定の高級アイスだ。アイスの品質を保証し、味が落ちないようにするため、同法人は完備した輸送プランを制定し、十勝地方から横浜の指定倉庫までアイスを空輸し、低温冷蔵冷凍車でコンテナ倉庫に運び、中遠海運の集中輸送のためのスマート冷蔵コンテナに入れ、最後に船に積み込んで上海まで海上輸送する。全プロセスで物流がシームレスにつながり、冷凍貨物の輸送での厳格な要求に応えている。

10月11日、日本の横浜港で「飛雲河号」に積み込まれる中遠海運が輸送業務を担う第5回中国国際輸入博覧会日本エリア出展品。10月14日に上海に到着する予定。

同法人は輸入博出展品の物流輸送サービスを非常に重視しており、毎年、各関連業務のブロック・部門で構成された輸入博専門作業サービスチームを立ち上げ、船舶予約、陸上輸送、通関手続き、コンテナ積み込みなど各プロセスにおいて、出展品の輸送のための全方位的なサービスを提供している。

同集団は世界最大の海上輸送企業で、コンテナ航路のネットワークは世界中に広がっている。現在、保有するコンテナ船は508隻あり、世界で407本の航路からなる輸送ネットワークを構築し、142ヶ国・地域の573ヶ所の港湾をカバーする。同集団はこれまでずっと、「顧客至上、価値優先、世界一流」のグローバル総合物流サプライチェーンサービス生態圏の構築に力を入れてきた。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年10月13日

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