秦嶺山脈南麓の中央部にある陝西省安康市寧陝県は、数年前から、生態環境保護やグリーン産業発展、農村振興建設を統一的に実施し、優れた総合的な成果を上げてきた。保護と発展を堅持し続けることで、同県の森林率は96.24%に達し、トキやジャイアントパンダ、キンシコウといった稀少動物の個体数が増加し、このうち、野生化のための第1回放鳥時には26羽だったトキは、300羽以上にまで増えた。質の高い生態環境を拠り所として、寧陝県の観光旅行業や田園総合体建設、グリーン農産品栽培・養殖・加工などのプロジェクトや産業が勢いよく成長して、生態保護のもとでの住民の収入増を実現している。新華網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年10月13日