中国初のホログラフィックデジタルグリッドが江蘇省で完成

人民網日本語版 2023年01月06日15:05

国網江蘇省電力有限公司が5日に発表した情報によると、国内初のホログラフィックデジタルグリッドが江蘇省で完成した。北斗通信やクラウドコンピューティング、人工知能(AI)などの先端技術の融合により、送電網のスマート運用・検査水準を全面的に高め、中国の電力システムのモデル転換と高度化を加速させる。新華社が伝えた。

説明によると、このバーチャルグリッドは10万キロメートルの架空送電線、28万基の送電塔、及び関連地形のデータを網羅。国内初の負荷1億kW級大型送電線の3次元立体復元及びデジタル化フルシーン表示で、測位の精度はセンチメートル級にのぼる。

プロジェクトを担当する江蘇方天電力技術有限公司の姜海波副総経理は、「送電塔1基あたりに20以上のドローン巡回点検ポイントを設置している。飛行ルートの自動計画、ワンキー自主飛行、危険自動回避などの機能により全自動巡回点検作業を実現できる。ホログラフィックデジタルグリッドは江蘇省の送電網全体に『千里眼』を搭載するようなもので、巡回点検担当者は外出しなくても現場の状況を把握できる。送電塔1基の巡回点検にかかる時間はわすか約6分ほどで、その効率は従来の人による巡回点検と比べ6倍近く上がっている」としている。

国網江蘇省電力有限公司設備部の呉強副主任によると、同デジタルグリッドではAIアルゴリズムにより正確な識別を行い、爪の大きさほどのナットの亀裂などの問題まで直ちに発見できる。同時にデジタルグリッドは台風や結氷などの異常事態における送電網の運行環境を高度にシミュレーションし、これを予測できる。これにより防災・減災の具体化や被災後の復旧措置に参考材料を提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年1月6日

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