最近、SNSプラットフォームの「画風」に少し変化が見られ、複数の「アーティスト」が登場するようになった。多くの人が、人工知能(AI)によって制作した絵画の成果をアップしている。
AIアートは制作者がアートを本当に理解しているかどうかは重要ではない。好きな画風を選び、参考となる図を送り、自分の求めるいくつかのキーワードを伝えれば、1枚の絵ができあがる。
中国風の自然を描いた水墨画でも、絢爛豪華な宮殿を描いた油絵でも、未来感満載の「サイバーパンク」風コンセプトアートでも、AIアートならお茶の子さいさいだ。
複数のSNSプラットフォームの「AIアート」のスレッドを見ると、このようなAIアート作品は主に「美しい絵」と「面白い絵」に分かれる。
「美しい絵」は清新な美しさを追求する絵やクールでスタイリッシュな絵が多い。「こういう『美しい絵』にはよくできたところがある。参考にした写真のシーンと動きを踏まえ、光と陰の細部を書き入れ、より鮮やかな色彩を施し、人物をより精緻に美しく描き出している。またAI絵画は一部の背景をクリエイティブに変換している。たとえば波光きらめく川の水面が光を浴びて柔らかく光るベールになる絵、などを生み出す」と総括するネットユーザーがいる。
しかしAIアートが生み出した「でたらめアート」もたくさんある。びっくりするような仕上がりに笑い話は絶えない。たとえば写真に写っている男女の性別を間違って読み取ったり、恋人同士の写真になぜか3人目の人が登場したり、などだ。「AIアートは人間のように思考しないから、画面の処理で偏差が生じやすいし、時にはひどく単純化された雑な描写になって、泣くに泣けず笑うに笑えないようなアートができあがる。『明らかに人間1人と犬1匹の写真から、2匹の犬の絵が生まれる』とか、『恋人同士がハグしている写真が、なぜか片方だけが壺になってしまう』などがある」と指摘するネットユーザーがいる。
ユニークで小粋な画風のAIアートは、多くのユーザーを引き寄せている。失敗を繰り返しながらも成功に至る正しい道を見つけるようますます雄々しく立ち上がるネットユーザーが少なくはない。「AIアートは最近の一番のお楽しみ」と語るネットユーザーもいる。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年12月5日
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