山東省青島市の伝媒広場にある雲崗石窟芸術館で2月13日、3Dプリント技術を用いて再現された雲崗石窟第3窟の本尊である阿弥陀如来像(高さ9.93メートル)が公開された。本尊のふくよかな面差しからは、神々しい佇まいが感じられる。中国新聞網が伝えた。
雲崗石窟芸術館で今回複製された雲崗石窟第3窟は、石窟内の様子を忠実に再現しており、幅17.9メートル、奥行13.6メートルとなっている。本尊の高さは約10メートルで、世界で初めて3Dプリント技術を用いて実現させた大型文化財の複製プロジェクトとなっている。1万枚に上る石窟の写真を収集し、842個のパーツをプリントし、3ヶ月をかけて組み立て、ついに雲崗石窟のリアルな再現を実現させた。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年2月14日