中国の陸上最大の油田である大慶油田の原油生産量が26日に累積で25億トンを突破し、中国全土の陸上原油総生産量の36%を占めた。人民日報が伝えた。
大慶油田は1960年に開発・建設を開始した。極めて困難な条件下でありながら、わずか3年余りで原油を1166万2000トン生産した。中国の石油工業の発展構造を一変させ、中国を「貧油国」から脱却させた。1976年から2002年まで、同油田は27年連続で5000万トン以上の高生産量・安定生産を実現し、世界の同類の油田開発史における奇跡的な出来事となった。同油田は2003年から現在まで生産された年間原油・天然ガス当量を4000万トン以上で維持し続けており、国家エネルギー安全保障のモデル的役割を果たし続けている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月28日