冬の大張坨天然ガス貯蔵庫(ドローンで撮影、画像提供は大港油田)
中国石油大港油田公司が7日に明らかにしたところによると、同油田傘下で中国初の地下天然ガス貯蔵庫群は、天然ガス累計採取量が300億立方メートルを突破し、ピーク調整に参加したガス井が100井にのぼっている。新華社が伝えた。
天津市浜海新区に位置する大港油田天然ガス貯蔵庫群は、大張坨、板南、驢駒河などの11の地下天然ガス貯蔵庫が含まれ、陕京(陝西省~北京市)パイプラインの重要関連施設で、1日のガス採取量は最大3050万立方メートル。
天津天然ガス貯蔵庫分公司の李才雄マネージャーは、「天然ガス累計採取量が300億立方メートルとは何を意味するか。これは天津市の3年近くの総消費量にほぼ相当する」と説明した。うち大張坨天然ガス貯蔵庫は2000年に完成し稼働開始し、アジア初の大型商業地下天然ガス貯蔵庫で、北京及び周辺エリアにクリーンエネルギーを絶え間なく供給している。大張坨天然ガス貯蔵庫の関係責任者である劉慧欣氏は、「民生用のエネルギー消費の最低ラインを守るのは、人々が冬を暖かく過ごせることを守るためだ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月9日