商務部(省)の関係機関の責任者は3日、国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、「今年第1四半期(1-3月)には、各地の商務当局が春の消費シーズンや全国消費促進月間などのテーマイベントを実施した。各種の政策・措置が実施され効果を上げるのにともなって、消費市場が安定的な回復傾向を示した」と説明した。
1-2月には単価が一定額以上の化粧品、貴金属・ジュエリー、家具など生活の質を向上させる商品の小売売上高が前年同期比それぞれ3.8%増、5.9%増、5.2%増だった。消費財の輸入額が約2%増加した。サービス消費が大幅に回復上昇した。3月には、全国のサービス業ビジネス活動指数は前月比1.3ポイント上昇の56.9%となり、3ヶ月連続で好不調の分岐点の50%を超えて拡大傾向を示した。1-2月の全国飲食売上高は同9.2%増、北京市の一部の老舗飲食企業は満員御礼が続き、売上高は同20%以上増加した。1-3月の全国の映画興行収入は同13.5%増加し、海南省などの観光収入は同20%以上増加した。都市部と農村部の消費が同時に回復した。都市部の商業が加速的に上昇して、1-2月の都市部消費財小売売上高は同3.4%増加した。県域の商業システム建設が安定的に推進され、農村部の消費財小売売上高は同4.5%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年4月4日