第1号店経済の活発化、北京らしいサービスの質向上、ビジネスモデルの再構築……北京市ではビジネス界が日進月歩の勢いで発展し続けている。このほど行なわれた北京商業ブランド会議2023と2022年度北京10大消費ブランド発表イベントで明らかになったところによると、今月末に北京の消費シーズン2023が幕を開け、マーケットエンティティのイノベーションを誘導して消費促進の活動を展開することになるという。
ここ3年間、新型コロナウイルス感染症が消費市場に大きな打撃を与えたが、北京全体の消費の基盤には変化がなく、消費総規模が拡大し続け、サービス消費が消費全体に占める割合が55%を超え、一定規模以上の企業(年売上高2000万元以上の企業)の売上高が全体に占める割合も70%を超えた。また国際消費中心都市の建設がさらに進んで一連のシンボル的な成果を上げた。
北京市商務局の丁勇局長は、「北京はこれから『国際消費体験エリア、都市消費中心地、地域の活力ある消費圏、コミュニティの便利な生活圏』の4レベルのビジネス消費空間構造の建設を加速し、新たなビジネス圏改造・レベルアップ行動計画を実施し、各区の『1ビジネス圏1プラン』の実施案を推進し、崇文門や朝青などの重点ビジネス圏の改造・レベルアップを完成させる。今年は中国内外の約800ブランドの第1号店を新たに誘致することを目指す」と明かした。
選定の結果によると、2022年度北京10大消費ブランドには、北京SKP、京東、美団、北京同仁堂、呉裕泰、居然之家、燕莎奥特莱斯、北京稲香村、菜百首飾、物美の10企業が選ばれた。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年2月23日