中国「95後」の若者は何にお金を使うか?

人民網日本語版 2023年01月19日16:30

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時の流れと共に、「95後(1995年から1999年生まれ)」がこれからの最も重要な消費の新しい力になりつつある。彼らは自分が関心を持つ商品、よく知っている商品、好みの要素のある商品を買いたい気持ちがより強く、アニメ、勉強、ゲームなどのコンテンツと結びついた商品はより彼らの関心を集めやすい。

データによると、衝動的な消費、自分へのご褒美、バーチャルアイドル、二次元、フィギュアなどにおいて、「95後」はこの半年近くの間にランキングのトップに躍り出たという。

分析によれば、2024年に世界のメタバース市場の規模は8千億ドル(1ドルは約128.4円)に達すると見られる。中国の「95後」はデジタル分野での課金額が「85後(1985年から1989年生まれ)にやや及ばないものの、成長が速く、まもなく他の年代を抜いてトップに立つことが予想される。

新世代はバーチャルな生活を現実の生活に溶け込ませており、技術によって消費体験を豊かにすることを好んでいる。トレンド商品のオンライン販売アプリ「得物」の「95後」に関する調査研究報告でも、一線都市・新一線都市の「95後」の24%超が、ブランドのデジタル化された双方向交流に魅力を感じるとし、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、デジタルコレクションを通じてブランドと関係性を構築することを望んでいた。そのため、多くのブランドがVR技術の開発・応用を加速して、新世代との間により没入できるリンクを構築し、若いファン層をさらに多く獲得しようとしている。

また「95後」は高いポテンシャル、高い活力、強い個性といった特徴を備え、品質、体験、美意識、価値観にお金を使いたいとしている。品質については、製品の原材料、製法、機能性に対する要求が他の世代よりも高い。製品が正規品かどうかを気にする人が多く、トレンド消費で最も重視する3大要因の1つは高品質感があることだ。美意識については、若い人は「美意識でチェックする」などと言われ、共通の美意識を持つ人により強く帰属感を感じる傾向がある。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年1月19日

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