中国の列車に乗る場合、発車の何分前に検札が終わってしまうのだろうか?その答えは、各駅によってまちまちのようで、発車2分前、3分前、5分前、7分前に検札が終わる駅もあり、中国で最も地中深い位置にある高速鉄道駅・八達嶺長城駅に至っては、発車12分前に検札が終わる。
河南省・新郷駅では、1-5番乗り口では5分前に、6-9番乗り口では7分前に検札が終了。
駅によって検札終了時間が異なるのはなぜ?
駅によって設計が異なるため、検札口からプラットホームまでの距離も異なり、そのため各駅はそれぞれ適した検札終了時間を設定して、旅客が検札後に余裕をもって乗車できるよう保障している。
旅客は通常、たくさんの荷物を持って列車に乗るため、駅ごとに適した検札終了時間を設定することで、旅客が慌ててプラットホームに向かう途中で事故が生じるといったリスクを回避できる。
列車に乗り遅れないためには?
通常、始発駅の場合、発車約20分前に検札が始まる。途中停車駅の場合、列車到着の約10分前に検札が始まる。移動に影響を与えるさまざまな要素や駅に入る際のセキュリティチェック、検札口からプラットホームまでの移動などを総合的に考えて、25-30分前には駅に到着しておくと安心だろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月7日