このほど開催された中国工業経済サミットフォーラムで明らかになったところによると、2022年に中国では製造業の産業クラスター建設の歩みがさらに加速して、国家級の先進製造業クラスター45ヶ所の付加価値額が20兆元(1元は約19.4円)を超えたという。
先進製造業クラスターとは産業分業の深化と集約的発展のハイレベルの形式だ。国際競争力を備えた複数の先進製造業クラスターを擁することは、製造強国であることの重要なシンボルだ。
説明によると、中国はこれまでに国家製造業イノベーションセンター18ヶ所を建設した。これは国家レベルイノベーションセンター全体の70%を占めている。国家級技術イノベーションの実行主体となる企業・機関1700ヶ所以上を擁しており、特定分野のチャンピオン企業170社以上を育成・設立し、「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」を特徴とする小巨人企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)が2200社を超え、バイオジェット燃料など複数の重要なイノベーション技術・製品を次々に生み出してきた。同クラスターは人材や金融などの要素を引き寄せ集結させる力が増強し続け、生態がより整備され、協同・イノベーション能力と効率がさらに向上したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月31日