
上海市の野生動物保護分野にこのほど、うれしいニュースが届いた。同市崇明区新村郷の「シフゾウの小グループ回復・野生環境での飼育プロジェクト」で、赤ちゃんが2頭誕生し、新たな「メンバー」が加わった。これにより同市で初めてとなるシフゾウの野生生息地における野生のシフゾウの数が4頭から6頭に増えた。
3月31日夕方、シフゾウ生息地で定期的に行われているドローンによるパトロールの際、1頭のメスのシフゾウに出産の傾向が現れたのが確認された。その前日と同日午後の時点で、このメスのシフゾウはこれまでのようにエサ箱からエサを食べようとしていなかったため、保育スタッフの注意をひいていた。翌日午前、同エリアの葦の茂みの中で誕生したばかりのシフゾウの赤ちゃんが確認された。
また、4月1日明け方、スタッフはシフゾウの赤ちゃんがもう1頭、シフゾウの母親に連れられて歩く姿を確認した。毛並みの色や模様の大きさから判断して、すでに生後11日~12日ほどになっていると推測された。
この推測が正しければ、生息地内には生後1ヶ月と生後3週間の合わせて2頭のシフゾウの赤ちゃんが確認されたことになる。
林業当局は、シフゾウの赤ちゃん2頭は無事生後6ヶ月に達すれば、その後は独り立ちして生きていくため、この先半年以内にわたり、生息地は引き続き全力でこの2頭の赤ちゃんの世話を行い、この期間中、生息地内部の対外開放を行わないように求めている。(編集TG)
「人民網日本語版」2023年4月23日
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