自宅に「マイユートピア」を作ってくつろぐZ世代

人民網日本語版 2023年02月09日11:07

Z世代は今、従来の家の間取りに加えて、1平方メートルほどの書道スペースや瞑想スペース、カフェスペース、バレエの練習スペース、ミニフラワーパークといった「くつろぎ空間」を作り、自分の個性を表現する場としているほか、忙しい仕事の合間に、気分転換し、楽しい気持ちを取り戻している。北京青年報が報じた。

家族がほっこりできる「1平方メートル」のくつろぎ空間

90後(1990年代生まれ)の三壹小嶼さんは2022年初めにちょっとした手術を受けたのをきっかけに、もっと楽しく生活できるようにと、書画を趣味とするブロガーになることにした。

そして、8日かけて、食卓を置いていたスペースを、伝統的な中国スタイルと現代モダンを融合させたスタイルの書画スペースに改造し、「1平方メートル精神遊牧」空間と命名した。

読書しながら小休憩をとったり、友達とおしゃべりをしたりすることのできる中国テイストの個性的なその空間には、彼女の青春や素敵な個性が詰まっている。デザインのインスピレーションについて、三壹小嶼さんは、「デザインとは全く関係のない経済学を専門に学んだものの、ドラマによく登場するような素敵な書斎や陳列棚、インテリアなど、自分の気に入ったものやデザインがあれば、収集するのが趣味。この空間はテーブルを喫茶用としても、読書用としても、時には食卓としても使えることができる。私はここを家族がゆっくり座って、ほっこりくつろげる場所にしたかった」と話す。

そして、「狭いと思うかもしれないが、上手く収納さえすれば、結構大きな空間になる。読書や習字をしたり、お茶を飲んだりするのに最適。友達が自宅に来ることも増えた」と話す。さらに、この1平方メートルの空間が三壹小嶼さんの生活を次第に充実させているといい、「SNSで『書斎』を披露することで、小遣い稼ぎの場ともなっている。『自宅にほっこりできる空間を作りたいのでアイデアを出してほしい』というメッセージを女性からもらうことがある。とてもやりがいがあり、自分の美的感覚が他の人に影響を与えたり、助けになったりしていると考えるととてもうれしい」と話す。

賑やか街中にある自宅に「1平方メートルのユートピア」

本職はテクノロジー会社のデザイン総監という上海に住む@克拉克Clarkさん(ハンドルネーム)には、「ホームファニシングブロガー」という「肩書き」もある。Clarkさんは2019年、友人から1940年に建てられた戸建てを借りることになった。Clarkさんは部屋の中に外の環境に合わせた独特の雰囲気を放つワークスペースを作り、さらに、バルコニーで花を栽培するようになった。とても狭いが、その2つの空間が快適度を効果的に高める設計になっている。そして、彼のSNSアカウントには今、たくさんのフォロワーが集まっている。

以前は植物を枯らしてばかりだったというClarkさんは、「バルコニーを使って、植物を栽培したいと思った。栽培する植物の種類が増えるにつれて、心地よいフラワーパークになっていった」と、少しずつ園芸の腕を磨いていった。植物のほか、バルコニーにはキャンプ用のイスやstooping(元々は『かがむ』という意味。まだ使える廃棄物を拾うという意味で使われている)してきた家具が並んでおり、活気あふれる室外空間となっている。

バルコニーのフラワーパークは規模こそ小さいものの、Clarkさんは、「幸福感が増したほか、新型コロナウイルス感染拡大期間中も、自宅で充実した時間を過ごせた。過去3年、自宅にいる時間がとても増えたが、屋外にあるバルコニーのおかげで、外の世界と繋がっていると感じることができ、心を落ち着かすことができた」と「1平方メートルのバルコニーフラワーパーク」がたくさんの収穫をもたらしてくれたことを語る。

Clarkさんにとって、この「1平方メートルのバルコニーフラワーパーク」はユートピア。特に日差しが気持ちいい日になると、Clarkさんはバルコニーで、読書をしたり、お茶やコーヒーを飲んだり、写生をしたりと、ゆっくりとした時間を過ごすという。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年2月9日

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