あるカメラマンがこのほど、四川省・川西高原の美しい星空を低速度撮影でカメラに収めた。山々の上には、広大な夜空が広がり、天の川が流れ、ひとつひとつの星の軌跡が巨大な天幕に美しくも壮大なシーンを描き出している。
川西高原は、人口が少なく、無人エリアが広がっていることから、都市の光害の影響をほとんど受けない。同高原の標高は平均約3千メートル以上で、夜空は澄み渡り、通常ならば天体観測装置の助けを借りなければ見えない星も、肉眼でたやすく見ることができる。毎年4月から10月にかけては、天の川の最も明るい部分が一晩中頭上に輝いていることから、川西高原は、天体観測マニアや旅行マニアにとって「天体観測の聖地」となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年5月5日